扁桃体の基本(へんとうたい) 1、扁桃体の場所 脳の中にはいくつかの重要な部分がありますが、その中の一つが扁桃体です。 扁桃体は脳の中央付近にあり、小さなアーモンドのような形をしています。 2、扁桃体の役割 扁桃体は、感情をコントロールする役割を持っています。 特に、恐れや不安、怒りといった強い感情を感じたときに活発に働きます。 例えば、突然大きな音がしたときにびっくりしてすぐに反応できるのも扁桃体のおかげです。 3、扁桃体が活発になるとき 扁桃体が活発になると、脳が「危険が迫っている!」と判断し、すぐに行動を起こそうとします。 このとき、落ち着いて考える余裕がなくなります。 これは、私たちが昔から持っている本能的な反応で、危険から素早く逃げるために重要な機能です。 扁桃体🟰「原始脳」・「爬虫類脳」と言われる理由1、即座に「命に関わる状態」と判断しやすい 私たちは、不安や恐れを感じたとき、意識せずに反応してしまいます。 これは自然なことですが、多くの場合、問題を解決するには役立ちません。. 2、焦りや緊張があるとき、扁桃体が優位になる 焦ったり緊張していると、この扁桃体が決定を下します。 落ち着いた考え方ができません。 3、落ち着いた考え方ができない理由 扁桃体が決定権を持っているときは、「命の危機」と受け止めやすく冷静に考えることが難しくなります。 そのため、不安や恐れを感じたときの行動は、 多くの場合「気休め」であり問題を解決が難しいのです。 扁桃体が活発になると冷静な判断ができなくなるのかといえば、生存本能の部分を担当しているため、
スピード優先で、過剰に身を守ろうとするから。 確かに命の危険が及ぶ時には、素早く対処する必要がありますが、過剰反応が頻発しては消耗してしまいます。
優しく繊細で、自責がちな方は、迷わずご相談ください。
*「不安や恐怖などのストレス対応には、脳内の「扁桃体」が重要!」というブログも参考になると思います。
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著者石田れい子 カテゴリー
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