みなさんの中で「全く不調のない方」は、どのくらいいらっしゃるでしょうか? また、同じ生活、同じ食事をしていても、病気になる人、健康な人、痩せている人も、太っている人も居るのはなぜだろうと思うことはありませんか? 人はなぜ、過剰なアルコールの摂取や、働きすぎ、ギャンブル、太り過ぎや痩せすぎの身体でいること等、 「不健全だし、止めたい」と強く思っているのに止めることができないのでしょう? 今日のコラムにまとめましたので、ぜひ、読まれてみてください。 続きは「詳細を読む」からお願いいたします→ 鬱、過食、アルコール依存、睡眠障害は、「逃避」なのでしょうか? 同じ環境にいても、「症状のない方」は症状のある方に対し、贅沢な悩みだ、怠けている、甘えている、さぼっている、いつになったら良くなるんだ、という、冷ややかな目で見ることも多々あるでしょうし、逆に「症状のある方」は症状のない方に対し、「なんて冷たい人たち」、「わたしばかり」、「誰も分かってはくれない」、そんな気持ちになるかもしれません。 わたしは14歳から44歳までの30年間「摂食障害」に悩み、目覚めた時から眠りにつくまでずっと「食べ物」のことと「体重」のことだけを考えていました。 体重は39kg~60kgを行き来していました。 会うたびに「印象が違う、わたし」。 「これが私の個性なんです」と笑うことなど、1度たりともできませんでした。 どうして隣の子と私は同じものを食べているのに、わたしだけが太るのだろう。 どうして同じ時間運動して、同じ時間睡眠を取っても、わたしの方が代謝が悪いんだろう。 そんなことも思い続けていました。 高校に進学すると、すぐに大学に進むことを考えました。 「心理学部」か「栄養学部」に行きたい。 高校に進学したばかりなのに遊びや恋は二の次で、即、大学進学。 夢があったからではありません。 頭の中を「食べ物」「体重」で支配されたくなかった。どうしても「摂食障害」を克服したかったから。 「基礎代謝」「栄養バランス」「栄養効果」「医療の分野」から、「糖質制限」「マクロビオティック」「サプリメント」「健康食品」「乳酸菌生産物質」「運動」「整体」「リフレクソロジー」「陰陽五行」「経絡」「反射区・反射点」「カラーセラピー」「アロマセラピー」「心理学」「NLP」「キキネシオロジー」「ブレインジム」「クラニオセイクラル」「ホメオパシー」「フラワーエッセンス」 4年間 栄養士養成校に通った後は、大学病院に勤務しながら、医療、食事療法、運動、東洋医学、様々なキネシオロジーまでありとあらゆることを学び、学んだこと全てを仕事にして、さらに資格を取り続け、実践の場でも自分自身とクライアントのエビデンスを取り続けてきました。 ここまで私が懸命に学び努力を続けてきたのは、 「わたしが頑張り屋」だからでも、「献身的だから」でもありません。 本当にどん底に悩みが深かったからなのです。 「この食欲が止まるなら死んでもいい」 中学生から「食欲」というものに支配され、どんな時もお腹が空いていて眠ることもできませんでした。 わたしが眠れるのは「山のように過食」をした時だけです。 惨めで、孤独で、自分が汚いものに見えて仕方がない。 お腹が苦しくてもう身動きが取れない。 でも窒息するくらいに自分をイジメ抜いたときにしか、休むことが出来ないのです。 以前「アルコール依存症」を克服されたクライアントさんと話している時、クライアントさんはその過去を振り返り、 「ぼくは、お酒を飲んだから眠れているわけではないのはわかっていたんです」 「ぼくは、アルコールにより脳を昏睡状態にしなければ眠れなかったんです」とおっしゃっていました。 回復前に、インテグレートヒーリング(IH)セッションや、キネシカウンセリングで、「本当はお酒好きではないんですね」「お酒が嫌いなんですね」と尋ねると30分以上泣き続けられたこともありました。 何を語るわけでもなく、ただただ泣かれていたのが2週間前だなんて本当に信じられませんでした。 (回復のスピードは個人差があります) 摂食障害で30年間苦しんでいたわたしも、 アルコール依存症で昏睡状態を作らなければ眠れなかったクライアントさんも、 「死」を考えるくらい、「食」や「お酒」から離れたかった。 食べ物や お酒を憎いとさえ思っていました。 でも、私たちが本当に苦しんでいたものは、「食」や「お酒」ではないのす。 本当に辛かったのは、 死にたいほど辛い現実でした。 行き場のない現実、逃げることの出来ない現実から、わたしたちを「食」や「お酒」に漬からせて、死なないように守ってくれていました。 だから精神科の医師は、 「過食も、拒食も、鬱も、お酒も、全部、逃避だ」と言うのです。 また、「あなたを回復させられるのは、薬ではないんですよ、あなた自身でしかない」とも言うと思います。 患者側が医師に、診察室で助けを求めます。 もう無理です。死ぬしかないくらい辛いんです。 助けてください。なんとかしててください。 わたしを食べ物から守ってください。 お酒から守ってください。 眠れるようにしてください。 元気なあの頃に戻してください。 親切な医師は少しは話を聞いてくれ、薬の量も増やしてくれます。 しかし 医師は言います。 「薬は少しの間、楽にしてくれるかもしれない」、「でも、あなたを本当に回復させられるのは、薬ではない。あなた自身でしかない」。 結局は、自分でしかない。 自分で立ち上がるしかないのです。 わたしは、病院、保健所、カウンセリングの仕事を20年以上していますが、 この期間が長くなればなるほど、 西洋医学だけではダメなんだ。 そして、 東洋医学だけで、というのも違う、本物は必ずある、融合がある、排除ではないのだ。 と思うようになりました。 30代、40代。知識も経験も深まり、本質・本物がなんなのか分かるようになると、30年に及ぶわたしの摂食障害が癒え、クライアントさんの不調もどんどん改善してくれました。 先ほどのアルコール依存症の方のカウンセリングのところでも書きましたが、わたしが行っているカウンセリングは「キネシカウンセリング」ですが、このクライアントさんもわたしが30年間の長くて重い摂食障害克服するために受けていたインテグレートヒーリング(IH)セッションをWISDOMで受けていました。 感情面や依存症、アトピー性皮膚炎、鬱、不眠、不登校、引きこもり、解離状態、抑うつ感、対人恐怖、コミュニケーションの問題、怒りや悲しみのコントロールなどにも非常に効果的です。 インテグレートヒーリングの説明はこちらです。 肉体面(肩こり、首こり、頭痛)からの施術なら「CS60」が良いので、お申し込みの際にどんな症状か書いて下されば私の方で どちらのアクセスが良いか見ることもできます。ぜひ、ご相談ください。
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